ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

完敗のチーフス戦後の選手コメント

ヴィリー・ブリッツ選手

「こちらが仕掛けるときにもミスが起こって、自分たちのプレーがなかなかできなかった。追いかける試合というのは難しい」

田村優選手

「全体でもっとよいコミュニケーションをとらないと、個々では勝てないということだと思う。もっとチームとして、15人でやらないといけない。もっと自信持って…前半は言われた通りのキックを蹴るプランで行って、ハーフタイムにコーチ陣と話をしたわけだけど、前半のうちに自分たちで判断してプランを変えていくようなことができたらよかったのかもしれない」

姫野和樹選手

「準備期間が短いということもあったと思う。南アフリカ遠征でやってきたことをチームにフィードバックして、今週に向けての準備も必要で…。相手に2つ以上のパスを繋がせないようにDFをしたかったが、こちらが外とのコミュニケーションが取れていないところもあった。アタックでもDFでも相手のハイプレッシャーの前にミスが出て、自分たちのプレーができなかった。」

田中史朗選手

「まだ個人でプレーしているところがあると思うし、もっとチームにならないといけない」

 

 

 数人の選手のコメントを聞いても、今回の大敗の原因がわかる。

メンバー選考の問題戦術の問題。(すなわちコーチ陣の責任が大きい)

 

メンバー選考から言えるのは、善戦したライオンズ戦から

なぜ11人も変更したのか⁉(うち7人は日本滞在組)

強豪チーフス相手にチームワークの良いメンバーで当たらなければ

勝ち目はない。確かにベテランのエナジーがいると感じたのはわかるが、

ケガでなければ、ほとんど同じメンバーでよかったのでは?

上手くいっているメンバーなら、コミュニケーションも良いはず。

さらに言えば、メンバーの固定化のために

3試合ぐらい同じメンバーを試したらどうだろうか?

 

これからの選考は、パフォーマンス重視でやってほしい。

(ジェイミーHC自身そう言っていたはずだが)

ラインアウトも庭井の方が良かったので、前半で早めに交代させ(庭井には負担だが)

とにかくマイボール獲得しなければならなかったと思う。

マイボ-ルにできなかったことも『追いかける試合』に

なった原因だ。

もちろん、チーフスのハイプレッシャーの前にミスが出てしまったことも

あるが、自滅して『追いかける試合』にしなくても良かった。

 

とにかくこれからは、チームワークが上手くいっているメンバ-を

選んでほしい。

 

戦術も疑問だった。

 田村が言っているように、『前半は言われた通りのキックを蹴るプラン』

だったようだが、チーフス相手にそれはないのではないだろうか。

キックの後のチェイスも遅かったが、チーフスにボールを献上して

スペースを与えたらどうなるかわかっていなかったのか⁉

 

それで田村は、『前半のうちに自分たちで判断してプランを変えていく

ようなことができたらよかった』と言っている。

ボールをキープして戦う戦術などに変更できたはず。

 

コーチ陣の采配に疑問がわく試合となった。

 

アタックに関してはうまいプレーが随所に見られた。

チーフスに対して『スピード』というテーマを掲げて

キックで自分たちのプレーを目指したようだが、

チーフスに対してどのメンバーでも遂行できると甘く見ていたか。

 

ホームでは特に勝つことを最優先に戦術の途中変更や

メンバー固定を検討してほしい。