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ジョージアに完封勝利!

世界ランクで11位の日本と差のない12位のジョージア

過去の対戦は4勝1敗だが、ほとんどの試合が僅差の決着。

しかし今回の対戦ではDFで健闘し、28-0で完封勝利。

 

前半だけで田村がPGを3本も失敗するなど、試合の主導権は握っているものの

スコアには反映されず、ロースコアで試合は進んだ。

前半を9-0とリードして折り返した。

 

後半8分、敵陣ゴール前のスクラムから展開し、ラファエレがゲイン、ヴィンピー・ファンデルヴァルトがラックからピック&ゴーでボールを持ち出してそのままトライ!

 

その3分後、SO田村優からの大きな飛ばしパスを受けたレメキが個人技で

相手DF4人をかわしてトライ23-0。

 

後半27分、姫野が田村のグラバーキックをチェイスし、

転がったボールを抑えてトライ!

 

6月テストマッチをイタリア戦1勝1敗、ジョージア戦を完封勝利で締めくくり、

2勝1敗で勝ち越した。

 

全体的にDFと陣地を取りに行くキック、コンテストキック、

グラバーキックが良く機能していた。

それもセットプレーとフィジカルバトルで対抗できていたからこその産物だった。

立川も攻守にわたってキレのある動きをしていた。

野口も最年少とは思えない落ち着いたプレーでチームのピンチを救っていた。

 

まだアイルランドスコットランドには及ばないが、

今後の強化次第では来年のW杯で勝てる可能性を感じた。

さらに安定した戦いが出来る様になって11月のニュージーランド

ラグビーの聖地」トゥイッケナム・スタジアムでのイングランド戦に挑んでほしい。

 

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TEST2018/6/23 ジョージア戦メンバー発表!

メンバー外だった選手の多い布陣だ。

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トゥポウとWTB福岡が負傷のため、途中離脱することになったが、

そこへ11番山田と復調してきた12番立川が入る。

立川の復帰はうれしい。問題はプレータイムの短さだが、

ベストなプレーを期待したい。

 

5番真壁、7番布巻、リザーブに出場すれば初の日本代表の西川が入った。

また、松島の代わりに野口という布陣。

 

流先発で、ジョージアの強いFWを速い攻撃で翻弄してくれるだろう。

 

先回のイタリア戦でジャパンはペナルティとハンドリングミスが多かったので、

集中してほしい。

 

ジョージアのBKも日に日に良くなっているようなので、

堅いDFで対応したいところ。

あとは、FWで縦へゴリゴリと攻めてくるはずなので、

それにどう対応するか。

自陣22m内になるべく入れないで、コンテストキックなどで

インプレーを長くしたい。

 

それでやはりジョージアを疲れさせる戦術は欠かせない。

そのために精度を高めて各個人のプレーを遂行すべき。

 

これまでメンバー外だった選手が多く出場する。

ジェイミージャパンのラグビーを極められるか楽しみだ。

 再びフィジカルバトルだ!

イタリア第2戦 惜敗

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前半イタリアの勢いが強く、ブレイクダウンやモールで

プレッシャーを受けた。

それもあってジャパンはノックオンやペナルティを連発し、

自分たちのラグビーができなくなった。

前半得点はわずか3点。

 

ゲームタイム60分頃からイタリアの疲れが見え始め、

やっとジャパンの攻撃が機能し始めた。

短い時間で3トライ取ったが、時すでに遅く3点差で惜しくも敗れた。

プレースキックは、田村が1本、松田が1本外したことも響いたか。

 

試合後のインタビューで流は「チームを勝たせることができず、

責任を感じています。(イタリアは)コンタクトが激しく、勢いがあった。

前半のスタートで勢いをつけられ、シンビンになって

攻撃の機会を得られなかった」と述べた。

 

 

今回はスタジアムで観戦した。

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前に早く出るDFは今日も良かった。

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前半早々サムエラがシンビンとなり14人となったが、得点を与えることはなかった。

 

 

最初のトライは後半20分トゥポウが決め、マフィ、松島のトライなどで追い上げた。

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スクラムラインアウトは本当に安定してきた。

特に堀江は良い働きをしていた。

 

イタリアのFWのモメンタムがとても良く、ジャパンも覚悟はしていたものの

特に前半にプレッシャーをはね返すことはできなかった。

そして、試合終了10分前の2つのPGが致命的だった。

 

結果的にスタッツはトライがお互い3、ポゼッションもほとんど同じ、

ただ、ジャパンのタックルミスやディフェンスを破られた数が多くなった。

セットプレーが良かっただけに惜しい試合となった。

 

6月の第3戦はジョージア

セットプレーを起点に攻め、DFではジョージアFWの勢いを

弱めてゆきたい。そして、ハンドリングミスをしない、規律を守ることに

集中してほしい。

 

 

ノーサイド

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前半はこのまま大差で負けるのかと思ったが、

ラスト20分で3点差まで追い上げたことから、スタジアムの

観客はほっとした様子だった。

2万人以上の観客も素晴らしい応援やリアクションをしていた。

 

TEST2018/6/16 イタリア第2戦メンバー発表!

イタリア第2戦メンバー。

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マフィはリザーブで8番姫野、6番に徳永が入った。

先発の変更はそれくらい。

あとは、リザーブをどれくらいのタイミングで出すのか。

 

イタリアは執念で何が何でも勝ちに来るだろう。

第1TESTを踏まえて、FWを当ててゴリゴリきたり、

オフロードで縦へ突進されるかも。

大外に早くつないでオフロードしながら抜き去ることも。

サンウルブズでよく狙われたところ。

 

いずれにしても、

イタリアは60分辺りからプレーが雑になって

ミスやペナルティが多くなり失点しているので、

イタリアを十分に疲れさせるなら、ラスト20分から逆転できるかも。

キック&高速DFで背走させて体力を消耗させよう。後半はSH流に

交代して速攻で攻撃すれば、イタリアはついて来れなくなるはず。

 

ジェイミージャパンの戦術を実行すればいけると思う。

ロシア代表の現在の実力

6月のテストマッチシリーズにアメリカ対ロシア戦が行われた。

 

その対戦をロッキーとDRAGOに例えていた。

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この試合のメンバー。

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おそらく、若手ではなくフルメンバーでアメリカ戦に臨んだだろう。

つまり、日本と対戦するメンバーかも知れない。

 

では、結果はどうか。

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ロシアはDRAGOほど強くはなかった。今のところ。

 

その後、ロシアがカナダに43-20で勝利。

弱体化著しいカナダには大差で勝った。

大体だが、実力はその辺りか。

イタリア第1戦、快勝!

Japan shock Italy !!

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素晴らしい!!

Wスコアもさることながら、セットプレーもDFもトライも良かった。

しっかり準備したことが良く表れていた。

 

とりあえずトライシーンだけ振り返る。

 

前半17分、堀江のバックフリップパスなどから2015年組がつないでマフィがトライ!

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前半27分、快速福岡選手がミノッツィを交わして弾丸トライ!

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後半20分、田村の正確無比なキックパス。

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堀江が空中キャッチしてレメキにパス。

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そのままレメキがトライ!

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後半25分、またも正確な田村のグラバーキックから松島がキャッチしてトライ!

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コンバージョンキックを含め、田村のキックスキルが終始目立っていた。

サンウルブズでパーカーに刺激を受けたか。

 

25,824人の観客は、日本のトライのたびに大いに沸いた。

まさに「あうんの呼吸」といえるプレーで、よく準備されていた。

 

欧州6カ国対抗のチームに勝利するのは14年6月のイタリア戦以来、

ティア1に勝つのはW杯の南ア戦以来となった。

 

ほんとよくやってくれた。

次は神戸だ。イタリアは何が何でも勝ちに来るに違いないが、

1週間いい準備をしてジャパンのラグビーを見せてほしい。

 

 

 

TEST2018/6/9 日本×イタリア第1戦 メンバー発表!

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6番姫野、7番リーチ、8番マフィはすごい!

でもマフィはJAPANの戦術マスターできたのか?

ペナルティー連発はやめてほしい。

 

稲垣、具も頼もしい。

イタリアの強いスクラムに対抗してほしい。

センターは安定の二人。

ウイング福岡、レメキだが、レメキのDFは少し不安。

二人の対面は、11番マッティア・ベッリーニ(193cm93kg)、

14番はトンマーゾ・ベンヴェヌーティ(187cm100kg)だ。

 

ロックはいつも高さがないが、リーチや姫野もラインアウト

上手いので何とかなるか。

イタリアのFWも2m越えはいないものの、4~8番までが

193、196、195、192、193cmと大型FWを揃えており、

リザーブには198cmと199cmが控えている。

身長差を生かしてオフロードパスを多用してくるはず。

195㎝108㎏の6番セバスチャン・ネーグリは突破力があり、

6Nでもよく動いていたので要注意だ。

 

とにかくFWもBKもでかい!

キックなどで背走させ、DFラインスピードを上げて早めにつぶし、

速いATで翻弄しなければならない。

そのためにはスクラムで押されない、ラインアウトを安定させる、

しっかりモールディフェンスする、ダブルタックルなどを駆使して

対抗する必要がある。70分過ぎてからでも走り回れるフィットネスで

得点を重ねたい。

 

ベテランの堀江、田中、松島の落ち着いたプレーにも期待だが、

立川が入っていたらベストだった。

 

リザーブも安定した面々。特に庭井、徳永、ウヴェはすばらしい。

後半のテンポアップに流は定番だ。

後半もスクラムを押されないように石原、浅原に頑張ってほしい。

 

いよいよテストマッチ

ワールドカップ初戦と思って奮闘期待したい。

 

イタリア代表。

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