JAPAN Aとサンウルブズの試合結果
JAPAN Aはツアー最終戦でハリケーンズ・デベロップメントと対戦し、
27-36で惜敗。
全勝とはならなかったが、ハイランダーズAとブルーズAに競り勝ち、
2勝1敗の好成績でツアーを終えた。
「多くの選手がこの遠征を通じて成長できた」と堀川隆延ヘッドコーチのコメント。
キャプテンを任された真壁選手は「一人ひとりバラバラでは勝てなくて、
チームで勝つ、ということを改めて認識することができるいい遠征だった」
とコメント。
収穫と結果両方を得た。
さらにレベルが上がって、サンウルブズとハリケーンズの試合は、
去年の開幕戦秩父宮で「17-83」で大敗してることからすると、
今回アウェーで40点も差を縮めたのは善戦と言っていいだろう。
現在SRで最強のハリケーンズにしつこいDFと工夫されたATで対抗した。
相手の強力なキックカウンターを警戒してキックは控えめにし、
FWはラックからピックアップして縦にガンガン突進していた。
ラピースキャプテンがアーディー・サヴェアをハンドオフして
トライしたのも鮮やかだったし、BKはSH流が上げたショートパントを
福岡が拾い上げてのトライも見事決まった!
WTB福岡をハーフの位置に配置してスクラムサイドからアタックをしたり、
ラインアウト時にFBトゥポウとWTBサウマキがラインに入り、
トゥポウがキャッチしてサウマキでアタックを仕掛けるなど工夫が見られた。
攻守にわたって目立っていたのはハッティング、徳永、ラピース、姫野、
リトル、福岡など。
ジャバの独走も初めて見た。
スクラムもジャバとニコが入ってパワーアップした。
73分以降疲れからか、DFが緩んでしまい3トライを許してしまって
点差が開いたのが惜しかったが、去年から『40点』も失点を
減らせたのは収穫だったのではないだろうか。
BYE WEEKをはさんで次はホーム最終のレッズ戦。
そしてその後はオーストラリアと南アチームだけとの
合計7連戦が待っている。
NZツアーでのパフォーマンスと気迫をもって
後半戦も奮闘してほしい。