ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

6/17エコパスタジアム アイルランド戦

22-50というスコアー。

いろいろ酷評されているが、これくらいの差は、想定内。ダブルスコアぐらいで抑えられた。

戦術をすべて変える必要はないと思うが、今はチームとしてマスターできていない。

それにチームプレイと個人の臨機応変な判断がちぐはぐな印象を受けた。

エディからの引継ぎが下手で空白の一年があった。あと2年3か月でどこまで仕上げられるか?

とくにFWをどう仕上げていくかだ。

常にフル出場の徳永 祥尭選手が、あれだけ攻守にわたって良い働きをしているのだから、

他のFWたちも言い訳はできないだろう。

LOもがんばっているけど、やはりもう少し強さと重さがほしい。

サムワイクスぐらいの経験と強さがあればいいが。

第一列とスクラム自体はどうしたものか?

海外組のリーチ、ツィ、マフィは代表との練習不足で、

8人で押すスクラムができていなかったのかもしれない。

堀江の不調、伊藤のペナルティー、めくりあげられる第一列。

試合後ジェイミーが述べたように、「戦術を変えるか、選手を変えるか」。

スクラムやモールは時間がかかるので、

今の戦術(FWとしての)を改善し完成させる他ないだろう。

最悪でも押されないスクラムにはなるかもしれない。

キープし、ボールアウトできればBKのアタックはやりやすくなる。

BKのバックローは通用すると思うが、やはりFWのDFの強さやスキルが問題だ。

繰り返しになるが、フル出場の徳永 祥尭選手が、あれだけできるということは、

同じ練習をしていてコンディションも悪くない他の選手は何でできないのか?

気持ちの部分か? いずれにしても、第二戦ははっきりと改善したことが観客にもわかるように

戦ってほしい。

それと、メンタルに問題があることもあるので、早いうちから

メンタルトレーナーをつけたほうがいいだろう。

エディも地方のラグビーチームを率いているとき、

実力があるのに練習や試合で急に集中力が下がる選手がいたそうだが、

個別面談すると家庭に深刻な事情があったとわかり、

助けた結果実力を発揮したという。

ジェイミーHCもやっているのかわからないが、

元気が出ない選手に個別面談すべきだ。

選手間も互いの内面を隠さず、コーチと選手も忌憚なく

時にはプライベートについても話し合うと良いかもしれない。

限界まで体を酷使し、マスコミや批判的な人たちに面しては立ってゆけない。

それは、「ブラック企業」と同じだ。

怒って奮起させることは必要だが、一人一人の状態を確認し、

重圧を少しでも減らして行かなければならない。

自国開催で有利だと思わず、個々のメンタルフォローをすぐにでも実行した方がいい。