ジェイミージャパン サマーツアー2017を終えて
アイルランド第2戦 13-35 ジャパンの連敗となった。
6月24日に東京・味の素スタジアムでワールドカップで同組に入ることが
決まっている強豪相手に、日本は最後までファイティングスピリッツを見せ、
希望を抱かせる奮闘だった。
DFについてはアイルランドに7割近くボールを支配される劣勢ではあったものの、
魂のこもった184回のタックルは見る者の心を打った。
ゲームキャプテンのリーチマイケルは、「この試合から学んだことは多くて、
2019年につながると思う。今日はジャパンはすごく闘ったと思う。
ただ、戦術面をもう少し磨いて、両方合わせればもっといい試合ができる」と語った。
LOトンプソン ルークも新生ジャパンに魂と「intensity」(強烈さ, 激しさ, 熱心さ)
を注入した。ジャパンの激しさと気持ちのこもったプレイは実を結び、
日本は、24分にLOヘル ウヴェが力強いボールキャリーでゴールに迫り、
素早く右へボールを動かしてCTB松島幸太朗がこの日チーム最初のトライ。
そして62分、敵陣深くに入って連続攻撃を仕掛け、SO松田力也の
グラバーキックはブロックされたものの、跳ね返りのボールを
WTB山田章仁が確保してインゴール右に飛び込み、トライ。
ジェイミージャパンのATの形を示せた。
今年のサマーツアー3戦は、自分たちの現状を確認する良い機会となった。
何が足りなくて、何が必要か?今現在自分たちのラグビーをどこまでできるのか、
一定のラインを把握できたのではないだろうか。
これらを参考に強化を進めてゆくだろう。
自国開催のワールドカップでのリベンジと初のベスト8以上を目指す。
息つく間もなく今週からはSRの南アのツアーが控えている。
今回のテストマッチの課題を踏まえて、ジャパンラグビーの強化を再開する。
7月2日(日)のライオンズ戦、9日(日)のストーマーズ戦、
次のライオンズ戦は7月2日(日)午前0:15(土曜深夜)にキックオフ。
引き続き応援しよう!