ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

フランス戦、勝ちに等しい引き分け

惜しかった。もう一息で勝てた。

しかし、引き分けということは「負けなかった」ということ。

フランスHCが言う通り、試合内容はジャパンの方が優れていた。

よくやったと思う。

 フランスよりタックル成功率が勝っていたし、

ポゼッションで上回りつつテリトリーも支配し、パス数で上回り、

ゲームのマネジメントも上手く進めた。あとは「勝ち切る方法」だ。

接戦でも落ち着いていたジャパンが素晴らしかったが、

競った試合を決めきるサインプレーなどオプションが必要。


後半で疲れが足に来ていたと思うが、ゴールキックやセットプレーからの

決め手を成功させてほしかった。ドロップキックでもオフロードパスでも

勝ち切る方法になる。

とはいえ、データでこれだけ圧倒しながら勝てなかったのは、

ミスが多かったから。ミスでボールを失ったボールロストは15回。

チーム状態の悪いフランスの14回より多かった。

精度を欠くプレーや判断のミスもあった。

この辺りはこれからさらに詰めれば修正できる。

 

本当に惜しい!

 

あと、ラッシュDFだけでなく、

ウェールズ戦でやっていたフォースバックインDF

(外から内へDF)も見られた。

 

あとは、サンウルブズで勝負所で決めきる力をつけていってほしい。

12/4はサンウルブズのメンバー発表。

どんなメンバーになるだろうか。他チームからの

有力選手の補強も示唆されていたし、楽しみだ。

新任された横浜DeNAベイスターズの前球団社長の池田純CBOは、

2019年以降5年以内に優勝できるようなチームにとのこと。

 

ラグビー文化や楽しみ方も提示しながら、

ファンも共に頑張ってゆきたい。

 

 

No.8のピカモールのノッコンを誘ったラッシュDF。

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前半のゴール前、田村の素早いタップパスを受けて堀江がダイビングトライ。

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からの、ガッツポーズ!(別角度からのカメラから見ると五木ひろし風のポーズに)

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後半2分、ラファエレのノーホイッスルトライ!

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日本代表戦でのノーホイッスルトライは久々ではないだろうか?

(日本でのスコットランド戦のトライ以来か?)

しかもアウェイでフランス相手に。

 

ほんと、よく頑張っていた。

後半からの田中も、予想どおり上手くはまった。

 

 

ミスもあったが、今年のジャパンの集大成といっていいだろう。

 

【課題として】
オーストラリア、トンガ、フランスの3連戦で、日本はタックル成功率が81%と低かった。強豪国は同じ秋の連戦で平均87%前後。少なくとも85%以上にはしないと、接戦で勝ちきれない。もう1つはスクラムなどセットピースの成功率。日本は87%と9割を切っている。スコットランドアイルランドなど強豪は90%以上。ここを同程度まで引き上げる。さらに、ボールロストの回数を1ケタに抑えること。