ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

TL決勝の勝者サントリー攻守にわたり激しく

サントリーは攻守にわたり激しく、ブレイクダウンを制した。

パナソニックも激しく、果敢に争奪戦に挑んでいたが、

わずかにサントリーの方が上回っていた。

得点は12-8、この4点の差はブレイクダウンの差と言ってもいいだろう。

 

密集に人数をかけないパナソニックは再三にわたって

ラックをオーバー、ターンオーバーされて攻め込まれた。

サントリーはDFも良かったので奪われたトライはわずか1。

もともとATが持ち味のチームゆえにサントリーの方にトライが多かった。

ボールをキープしながら縦に横に攻めた。

 

DFが持ち味のパナソニックはいつものようによく守り、

ターンオーバーで一発逆転を狙っていたが、ボールをキープして攻める

サントリーになすすべがないように見えた。

 

バーンズとポーコックを失ったことも大きい。

一方サントリーはSOギタウの判断やスキルがさえわたっていた。

スペースを見て、ショートキックしトライをアシストした。

 

終始サントリーが優勢に見えたが、点差は4点。

どちらに転んでもおかしくない状況で最後のラインアウト

パナソニックのモールの中でのノッコンでノーサイド

この時もサントリーは密集に素早くプレッシャーをかけたので、

相手のミスを誘うことができた。

 

やはりこの戦いはブレイクダウンが試合を決めたといえよう。

 

3-4位決定戦では、ヤマハが好調トヨタを下して3位となった。

ヤマハは主力をけがで欠き、先発はこれまで2番手だった日本人選手が

主体だったが、見事な戦いをしてヤマハスタイルを見せた。

大田尾は引退試合となり、試合直後はうっすら涙が見られた。

 

近鉄はNTTドコモに負けて自動降格となり、少なくとも来期は

トップチャレンジリーグトップリーグ入りを目指す。

近鉄はベテランを使い続けて新旧交代が上手くいかなかったことも

敗因の一つではないか。

トンプソンも試合後終始頭を抱えていたが、これからのプランは

どうするか決まっていないそうだ。

 

国内リーグが終わり次はいよいよSRだ!

サンウルブズにとって勝負のシーズンとなる。

今シーズン5位以内を目指してどんな戦いをするのか楽しみなところだ。

 

Go! Sunwolves!!

 

f:id:bigtac:20180114172810j:plain