ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

帝京大をあと1歩まで苦しめた明治

今年の大学選手権決勝は、ハイレベルで非常に見応えのある試合だった。

帝京をここまで追い込んだのは初めてではないだろうか。

いつもなら、前半良い試合をしていても後半は帝京が引き離していたが、

今年の明治は粘り強いDFと強くて多彩なATのバックスが際立っていた。

しかしながら、わずか1点の差で21年ぶりの優勝を逃した。

 

帝京は史上初の9連覇だ。

9連覇は大学でも社会人でも難関だったが帝京が苦しみながら、

薄氷の勝利をものにした。もっとも、帝京大主将の堀越は

接戦を楽しめたと試合後に述べた。勝算はあったのか。

 

明治は最高のゲーム展開だった。ただ、最後は力が残っていなかった。

明大の丹羽政彦監督は「FWに固執せずに、BKに回していれば」と悔やんだ。

 

ともかく帝京は前人未踏の9冠だ!

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一方トップリーグも予想に反してサントリーが大差でヤマハをくだした。

ヤマハは主力にケガ人が多く、不利かもしれないと思っていたが、

49―7で負けるとは思わなかった。

帝京と同じく、サントリーも縦の突破からのトライが目立った。

 

準決勝もう1試合も意外と僅差だった。

パナソニック 17-11 トヨタ自動車

パナソニックはこれまでになく追い詰められた。

トヨタの激しいブレイクダウンに圧力をかけられた。

 

「紙一重のゲームだった」(ジェイク・ホワイト監督)

「運に任せた部分もあった」(ロビー・ディーンズ監督)。

激しく、厳しい準決勝だった。

 

Panaも帝京もそれぞれ最強のチームだが接戦となり、

見る方としてはとても楽しめる週末となった。

明日は、高校ラグビー決勝。

なんと贅沢な3日間…。