ラグビー情報発信ブログ

2019ラグビーW杯と2020東京五輪男女七人制ラグビーに向けて様々なラグビー情報を発信するブログ

サンウルブズで「勝つ文化」をつくる、日本代表のために

勝つ文化」、遅ればせながら日本代表も本腰を入れて

培ってゆかなければならない。

 

ジェイミーのHC就任までに1年間のロスがあり、

日本代表の強化が遅れたので「勝ち続ける」「勝ち切る

までのメンタル的、戦術的、身体的準備も遅れている。

 

それでもジェイミー就任以来これまでのテストマッチから

トンガ戦、フランス戦を経験するまでの過程で

その土台はできてきたのではないか。

 

やっと「勝つ文化」へのスタートラインに立ったと

いえるかもしれない。

後はサンウルブズで「勝ち癖」のようなものを身に着けてゆくべきだ。

 ちょうど、サンウルブズの目標も「2018年度に5位以内」なので、

相当の「勝つ文化」が必要だ。

 

 勝ち切るためのオプションを持つこともその一つ。

チームとしての戦術、個人のスキルとしても準備しておく必要がある。

例えば終盤まで接戦がつづく中、最後3分以下の短時間でも

得点を重ねられる幾つかのサインプレー。

最後で得点に結びつけるためのオフロードパスや

ドロップゴールキックなどの個人のスキルなどである。

試合終盤でも動けるようなフィットネスと判断力も。

 2016年のウェールズ戦や今年のフランス戦でその必要が見られた。

 

それで、2月からのサンウルブズの試合や6月のイタリア、ジョージア戦に

勝ち切る力とメンタルとチームプレーを見せてほしい。

フィジカルの強化をしながら、勝つための工夫、修正が必要だ。

 

例えば、オーストラリア戦で大敗した後、トンガ戦までの2週間で

チームを立て直せたのは、ジョセフHCが試合への準備を修正したこともある。

試合までの1週間の過ごし方を見直し、休養を取る日を変更。

今持っているフィットネスやストレングスを十分引き出すことが

できたため選手の動きは6月よりもよかった。

その結果として実際に「勝った」のである。

相手のコンディションも悪かったかもしれないが、

ノートライに抑え大勝だった。

 

こうした経験を積み重ねて、サンウルブズでも勝ち切る力と方法を

身に着け、「勝つ文化」を育んでほしい。

そして、その経験が日本代表へと受け継がれていくことを

期待している。

 

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