サンウルブズ対レベルズ ケガ人続出‼
序盤からラインアウトが安定せず、負傷者が相次ぎ、
前に出るディフェンスはレベルズに研究されていた。
レベルズのSOデブレツェニはほとんど動かずに素早くパスをして
外側の選手に時間と間合いを与えるように工夫してきた。
対策を取られたときに次の手その次の手を出さなくてはならないが、
少ない準備期間や負傷者で対応しきれなかった。
やはり、多国籍急造チームにあっては、いろんな面で合わなくて
当然かもしれない。一つか二つの攻守の型を作るので精一杯か。
やっぱり、他チームと同じかそれより多く準備期間を
取れるのが理想的。できれば2~3か月程。
それぐらいあればフィジカルも他チームに負けないくらいに
鍛えることもできるし、セットプレーもサインプレーも
より完成させられる。土台が未完成なので、できて来る迄時間はかかる。
また、試合後の会見でジェイミーも認めているように
ラインアウトは準備してきたのにうまくいかなかったとのこと。
堀江だけでなく、受け手の方も意思統一できていないようだった。
もとより、LOアダム・コールマン204㎝が高さと上手さを
見せていたこともあると思う。
しかし最大の敗因は、負傷者が続出したことだ。
ラファエレ 、ヘイデン・パーカー、山田章仁が相次ぎ故障離脱。
FWもワイクスがHIAでアウトだった。
これだけキープレーヤーにケガ人が出ると準備してきたことが
できないだろう。徳永祥尭が右WTBに入って奮闘した。
試合後の会見で流キャプテンも「バックスのけが人が多く出て、
やって来たコンビネーションじゃないポジションを
カバーしていた選手もいたので、コミュニケーションが
取れないまま一発で取られるというシーンもありました。
けが人が出た時に対応できたらよかったのですが、
1週間やって来たことと違うことをしてしまった」と述べた。
レフェリーのゴール前でのペナルティの取り方に
明らかな偏りがあったことも事実。
いずれにせよ、修正して前を向かなければならない。
プレー精度を上げてケガ人以外の選手たちが連携を密にとって
ONE TEAMにならなければならない。
これから難しい南ア遠征だが、コンディションを整えて
対処していってほしい!
まだまだこれからだ!!